VA管理や穿刺に役立つ情報満載!VAマップ作成方法について

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VA管理に最適なVAマップ作成について

穿刺を行う際に何の前情報もなく患者さんに向かうよりも、血管の走行や特徴など情報が頭に入っていたほうが穿刺ミスは減らせると思います。

今回は当院で行っている「VAマップ」の作成方法と記載していることをテーマにしていきます。

VAマップに必要な情報とは?

VAマップに必要な情報一覧

  • 患者ID
  • 患者氏名
  • 生年月日
  • シャント作成年月日
  • シャントの種類(例:左前腕内シャントなど)
  • 血流量(Qb)
  • VA管理履歴(PTAやエコー履歴)
  • 写真撮影日
  • VAマップ作成日
  • その他患者別特記事項(テープかぶれしやすいなど)

以上の情報を記載し、シャントの写真に走行と穿刺方向を記載して当院では管理をしています。

これらは施設によってExcelデータやファイルメーカーで電子的に保存管理していると思います。

当院も作成当時はExcelファイルで管理していました。

最近はiPadが導入され徐々にiPad管理へ移行していっています。→iPadに完全移行しました(2019年2月)

iPadでの感想記事!

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シャントの写真に血管走行や穿刺向きを記載する

作成当初はシャント写真に穿刺方向のみ記載した状態だったのですが、血管走行を記入したほうが明らかにわかりやすいと言われ改良していきました。

シャントの写真を撮影する際は当院では穿刺前に駆血した状態で行い、末梢から肘部までと肘部から上腕までの2枚に分けて撮影しています。(1枚に収まる場合もあります)

デジカメ撮影からWindowsで作成する場合

画像をペイントで血管走行を記入していきます。基本的に吻合部は黒で吻合部から脱血部までは赤色の線で記入していき脱血部から返血部を含めた中枢までを青色で記入していきます。

ペイントの設定は「ブラシ」で線の幅は「一番太く」しています。

石灰化や動脈などは色を変えたりしています。

当院では石灰化や血管病変部位は黄色・動脈は緑色にしています。

あとはExcelファイルで写真を挿入し穿刺方向や脱血部などの名称(当院では脱血部:A1・A2 返血部:V1・V2など)をテキストボックスで割り当てていきます。

穿刺方向は挿入→図形から矢印で指し示すようにします。

矢印も脱血部・返血部で色を変えています。脱血部は赤色・返血部は青色にして太さは1.5ptにしています。

テキストボックス内の字も脱血部は赤・返血部は青とし、塗りつぶし・枠線の表示はなしにしています。

最初に上記設定をした矢印やテキストボックスを複数張り付けて置いたテンプレートファイルを作成しておくと効率的に作成できます。

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iPadで作成する場合

iPadで作成した写真を編集し、「マークアップ」で血管走行を記入していきます。

記入方法はWindowsで作成した場合の手順と同じですが、矢印や脱血部などの名称もこの段階で行います。

マークアップの設定は一番左のペンで濃さは最大にして使用しています。

矢印はマークアップ内の画面右下の+と表示されているところから呼び出し任意の場所に置いていきます。

名称はマークアップ内の画面右下の+と表示されているところから呼び出し「テキスト」をタッチし編集していきます。

iPadの場合は有料ですがiOS用Excelを使用するか、iOS用表計算ソフト「Numbers」を使用して作成します。

当院では「Numbers」を使用して管理していくことにしました。

部署内にMacがあれば別ですが、ない場合はExcelファイルである程度枠組みや入力項目を記入しておきiTunes経由でiPad内にファイルをコピーする方法が便利だと思います。

Numbers内の画面上部にある+マークをタッチし上記で血管走行などを記入した写真を挿入します。

また、「フォーマット(画像赤丸)」マークを選択し写真の縦横比の固定のチェックマークを外すことで自由にサイズ変更ができます。

なんでも屋ME
このマークからセルに様々な条件や、プルダウンメニューなども設定できます。

 

NumbersとExcelの互換性について

iOSとWindowsでは使用しているフォントが違うためExcelデータをそのままNumbersで使用するとフォントや関数・プルダウンメニューなどが使えなかったり正しく表示されなかったりします。

解決方法としては、有料のiOS用Excelをダウンロードしておくとフォントなどは改善されるようです。

最後に

今回自施設でのVAマップ作成方法を紹介してみました。

2020年には「VA日常管理加算」が出来ると噂されており、その中でVAマップの作製も加算基準に含まれるのではないかと言われています。

VAマップはスタッフ間のVA管理の情報共有ツールとしては最適だと思いますし、僕が働いている施設ではシャントエコー後、VAマップ内に上腕動脈のFV・RIや血管内径などを記載し結果報告書も兼ねています。

この様に施設により様々な書式や方法があるので、皆さんの施設での作成時に参考になれば幸いです。

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