徐々に認定臨床工学技士の受験者数も増えてきており、当サイトへのアクセスの内ダントツで多いのが認定臨床工学技士関連だったりします。
そこで今回は認定臨床工学技士を取得するまでの流れを実体験をもとに書いていきたいと思います。
認定臨床工学技士を取得するまで
入会オリエンテーション・臨床工学技士基礎研修
2023年より、入会オリエンテーションと臨床工学技士基礎研修が必須となりました。
こちらは受講料が無料であり、期間もほぼないに等しいので、1年目からの受講をお勧めします。
指定領域の研修受講
認定臨床工学技士の検定試験を受けるためには、指定領域の受講が必須です!
指定講習はeラーニングで講習会場へ行く必要がなく、遠方での受講も可能です。
各指定領域については、日本臨床工学技士会の認定制度HPで確認ができます。
また、当サイトでも技士会の情報を元にまとめページを作成しています。

検定試験受験の準備
指定講習の受講が完了がしていたらいよいよ受験の準備です!
まずは、受験料をプリバド経由で入金します。
その後、日本臨床工学技士会の認定制度HPにて受験に必要な書類をダウンロードして必要情報を記入し、「簡易書留」にて郵送します。
郵送する際は、書類の順番や封筒のサイズにも気をつけましょう。また、必ず受験料を支払い後に郵送しましょう!
無事受理されると指定領域の願書受付期間が終了後に「Jace学術機構」よりプリバドに登録されたメールアドレス宛に願書が受理されたことと、後述する試験会場の予約開始日の案内が届きます。
検定試験会場の予約
認定臨床工学技士の検定試験はCBT方式で、都心の受験会場に出向くことなく比較的遠方でも受験ができるのが利点です。
受験可能な場所がかなり多いためか自分で会場を予約する必要があります。
受験会場の予約開始期間はプリバドに登録されたメールアドレスにお知らせが来ます。
メールはログインIDとパスワードが書かれた物が2通来ます。
メールに書かれているログインIDが受験番号となります!
メールが届いて数日後には領収書が届きます。
ちなみにここに書かれているNo.(写真の赤い部分)がログインIDであり受験番号な為、合格発表までは保存しておくことをお勧めします。
試験日前日
試験日前日に、予約日の前日となりましたよ!とCBT予約で設定したメールアドレス宛にお知らせのメールが来ます。
改めてここで試験の時間と場所を確認することと、本人確認書類を忘れないように準備しましょう!
本人確認書類の内容はこちら
試験当日
会場へは遅くとも5分前に到着するようにします。
開始5分前に到着できなかった場合は欠席とみなされるので注意しましょう。
また、30分前より開場しているので場合によっては到着してすぐに始めてくれるようです。
合格発表
合格発表については、日本臨床工学技士会の認定制度サイトにて確認ができます。
合格者の受験番号が表示されているのですがこれは、メールにかかれていたり領収書のはがきに書かれていたログインIDやNoが受験番号となりますので確認してみて下さい。
合否発表からしばらくして(忘れたころに来ました…)結果通知が送られてきます。
そこからさらに経ってから、合格者には合格証書が送られます。
認定申請
合格が確認できたならば、認定申請のための書類作成に移ります。
準備をする前に確認しなければいけないのが、「単位を満たしている事」と「キャリアアップ研修 初級を受講している事」
※キャリアアップ研修に関しては2022年までは必須条件から外れています。
上記条件は一部です。こちらに詳細な条件と方法を記載しているのでご確認ください。
関連書類はダウンロード可能時期がありますので日本臨床工学技士会の認定制度情報をチェックしてください。
申請後
申請から約1カ月ほど(2020年度申請では)たった後に、「Jace学術機構」よりプリバドに登録されたメールアドレス宛に初回認定申請の審査が終了し認定証及び認定カードの発送準備に入っているとメールが届きます。
認定証と認定カードが到着!
Jace学術機構からのメールからほどなくして、レターパックにて認定証と認定カードが送付されてきます。
最後に
認定証が届いてようやく認定○○臨床工学技士と名乗れます。
講習会の受講からはじまり、試験・申請と様々なプロセスを経てたどり着くわけですが、認定を取ってからがスタート地点でありゴールではないでしょう。
専門○○臨床工学技士といった上位資格もありますし、認定を取ったからと言って突然業務ができるようになるわけではありません。
これを機会にさらに認定領域の知識を深める・他の領域へもチャレンジするといった、医療従事者:臨床工学技士であるのならば自己研鑽に励んでいかなければならないと思います。
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