シャントPTA時のバルーン選択フローチャート

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シャントPTA時のバルーン選択フローチャート

当院で行っているバルーン選択をフローチャート図にしてみました。

需要があるかはわかりませんが一つの目安になればと思います。

 

※実際の治療で使用する際は必ず医師に確認と指示をもらってください。

また、治療の責任は当方では一切負いません。

 

目次

PTAバルーンの選択フローチャート図

 

 

大まかに分けましたが当院では大体このような流れでバルーン選択をしていっています。

 

今後はバルーンの性能進化や詳しい使い分け方法など学会発表があると思いますので、あくまで現時点での使い分けです。

PTAまでの下準備

個人的にPTAを行う際は、下準備としてシャントエコーがかなり有効と感じています。

シャントPTAに必要な情報はこちらを参照してください。

シャントPTA時必要情報まとめ

 

 

バルーンの種類

セミコンバルーンやノンコンバルーンの特徴説明ついてはこちらを参照ください。

シャントPTAで使用されるバルーンの特徴

 

 

スローインフレーションについて

バルーンのインフレーションテクニックのひとつスローインフレーションについてはこちらを参照してください。チャート上の Slow long inflateもこのテクニックを使用しています。

シャントPTA時のスローロングインフレーション

 

 

最後に

シャントのPTAは他のカテーテル治療と違いバルーンのみで治療を行うケースが多いため、バルーン選択からインフレーションの仕方で治療成績が変わってくると思います。

透析業務で普段の患者さんをみている臨床工学技士だからこその視点もあると思うので、積極的にDrと治療方針について話をしていければより良い治療ができると感じています。

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この記事を書いた人

総合病院で悪戦苦闘中の臨床工学技士(ME/CE)です。

業務範囲:血液浄化・心臓血管カテーテル・人工呼吸器管理・医療機器管理

資格(取得順):3学会合同呼吸療法認定士・認定血液浄化臨床工学技士・認定医療機器管理臨床工学技士・心血管インターベンション技師(ITE)

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