野池・湖・ダム湖必携のパイロットクランク
今回は、僕がバス釣りでよく使うルアーの紹介です!
僕が持っているクランクベイトの中で断トツの釣果を誇っているクランクベイトです!
もともと、養成校時代に釣り友達の方から教えていただいたルアーでハンドメイドの特殊発泡樹脂製素材で発売されていたルアーでした。
最近はインジェクション化され、発泡素材ではできなかったクリアカラーなどが発売されています。
アルカトラズの特徴
大きさ・重さ・レンジetc
- 全長:50㎜
- 重さ:9.3g
- タイプ:フローティング
- ラトルの有無:ノンラトル
- 重心移動システム有無:無(固定重心)
- 潜行深度:約1.5m(シャローレンジ)
- カラー:13色(2019年1月情報)
- 値段:1800+税
アルカトラズはシャローダイバーの一口サイズクランクベイトです。
この大きさは釣れるサイズを選ばない大きさで、僕が釣った最小サイズは15㎝程度。最大は55㎝(自己最高)を釣り上げています。
ロッドは重さ的にミディアムクラス(M)かミディアムライトクラス(ML)が投げやすくてお勧めです。
ウォータースクラッチ理論
+ROOMS’ルアーの特徴は何といってもこの独特な造形。
このルアーに施されている溝が、動かした際に複雑な乱流を生み水の形状変化を起こさせます。
開発者の畑中さんによると
ルアーのボディ内部から出る音よりも水自体の形状変化のほうがバスは「音」として認識していて、液体の水の動きはバスにとって記憶しづらいものの様に思います。この様に考えると、ルアーを泳がせて水を動かしていく中で、
水と水が複雑に擦れあう(絡み合う)空間を造り出すことがとても重要なのです。つまり、一定の狭い範囲内で複雑に水が擦れあうことは、
生き物が水中を動く時に作る水の形状変化に近いものなので、
自然界で日常茶飯事に起こっていることと考えられるのです。と言うことは、
水を擦れさせる水流を作り出せば、
自然界に馴染む水の動きであり、
バスにとっては記憶しづらい水の空間を生み出すことになります。この複雑な水の動きと、その空間を作り出すことを
僕は、「ウォータースクラッチ」と呼んでいます。
+ROOMS’のルアーはこのような理論で構築され形になっていっています。
使い方
クランクベイトってぐりぐり巻きたくなるんですが、アルカトラズは「ゆっくり巻く!」のがお勧めです。
ウォータースクラッチ理論を最初に読んだときある程度の速さがあったほうが乱流も起こしやすいと思っていたのですが、ゆっくりと巻いても水の形状変化は起きているようでむしろ自然な音を発しているのか早巻きよりもゆっくり巻くほうが釣果は上でした。
ゆっくり巻いてもしっかりと潜っていき1.0m程度は潜行しているように思います。
また、障害物回避能力もそれなりに高く水木などにコンタクトしてもうまくかわしてくれます。
その為、僕はいつもオーバーハングなどのカバー打ちに多用してます。
アルカトラズのサイズ・レンジ違い
アルカトラズはシステムクランクのようになっており、サイズ・レンジ違いが発売されています。
潜行深度約3.5mのマグナムアルカトラズ
オリジナルサイズと比べるとかなり大きいですが(全長:81㎜)、最近のルアーにしてはややおとなしめのサイズでしょうか。
潜行深度約0.3mのアルカトラズ忍者(こちらは特殊発泡素材)
こちらはオリジナルと全長は変わりないですが(全長:51㎜)縦幅が広がり重さも16gとやや重めです。
このようにアルカトラズのサイズ・レンジ違いがあり様々な状況に対応できるようになっています。
最後に
昔はインターネット通販でしか手に入りませんでしたが、最近では店舗にも置かれているようなので、見かけたらお勧めです!
まだハードルアーで釣ったことがない!って人にはぜひ使ってもらいたいルアーです。
それくらいバスを連れてきてくれる能力は高いので使ったことがない人がいたらぜひ使ってみてください!